
ティーインストラクター養成講座とは
日本紅茶協会では、その設立当初から、家庭で日常的に消費されている紅茶を、より一層おいしく飲んで頂くためには、紅茶に関する知識を深め、正しい紅茶のいれ方を実践して頂く必要があると認識し、「紅茶セミナー」を積極的に開催してきました。
しかし、それを幅広く全国的に展開するためには、講師として指導する資格をもった"ティーインストラクター"が絶対的に足りず、それらの育成・指導が課題となってきました。
そこで、日本紅茶協会では、1985年(昭和60年)から、会員各社の従業員を対象として、その育成・指導を始めました。その後、「紅茶セミナー」は順調に軌道に乗ったものの、紅茶生産国の在日政府機関(大使館など)と提携した「(各国の)文化と紅茶を楽しむ会」の開催の頻度が増えるにしたがって、改めて "ティーインストラクター"の不足が問題となりました。 そこで、日本紅茶協会として広く一般から有能な方々を公募して"ティーインストラクター"を育成・指導することとしました。
そして、その資格を明確にするために、1991年に「資格認定制度」を設けて、資格認定試験に合格した人達を「日本紅茶協会認定・ティーインストラクター(ジュニア)」と認定することとしました。
養成研修の内容
ティーインストラクター(ジュニア)の養成研修の目的は、広く一般の生活者に対して「紅茶に関する正しい知識と、紅茶の正しいいれ方の技術を講習する」ために必要な能力を開発することにあります。
言い換えますと、わが国での「紅茶に関する正しい知識と技術の啓蒙と普及活動」の基礎部分をお手伝い下さる方々のための養成研修講座です。

日本紅茶協会について
日本紅茶協会は昭和14年に紅茶協会として設立され、その後種々変遷を経て、紅茶の輸入自由化が行われた昭和46年に現在の新しい組織に改組され、以後幅広く活発な活動をしている国内唯一の紅茶関連業者の団体です。