合格者の声

知識検定に合格された方からの
メッセージをご紹介します!

大島さん

長崎県在住
なぜこの検定を受検しようと思ったのですか?
まずは「出題範囲はこの世のすべて」「1000問5時間で解く検定」(2022年度より500問110分)があると友人から聞いて、興味をひかれました。「大きく出たな・・・」と(笑)
もともと雑学的なことやクイズが好きで、特にそのころ仲間うちでもクイズが流行っていたので、2級からでしたが、友人と東京会場で受検しました。
毎年受検するモチベーションは何でしょうか?
2022年~2024年で3年連続受検しているのですが、正直言うとしんどいし、勉強もつらいです。
ただ、110分500問という限界に挑戦する場が他にないということと、受検後の答え合わせ会や復習会など、コミュニティで盛り上がるのが楽しく、毎年2~3月のいわゆる風物詩になっています。
これから受検をする方へのアドバイスをお願いします!
今まで見聞きしてきたことのすべてを問われる、とにかく楽しい経験になるのでぜひクイズ好きでなくても受けてほしいと思います。
また答えが分からなかった時、迷った時には決断力が問われます。限られた時間で決断をしなければならない時の思考方法など、決断力が鍛えられます。
間違えることは悔しいですが、正解することも間違うことも含めて普段できる経験ではないと思いますので、そんなことも楽しむぐらいの感覚でぜひ受検してみてください。

小林 泰明さん

元会社員/都市ガス事業
『知識検定』を受検しようとしたきっかけは何ですか?
20年程前から資格取得を趣味にしていて、これまでに「日商簿記1級」「漢字検定1級」「京都検定1級」などを取得しています。(*取得資格は後述)
その中で『知識検定』は、世間一般の中での自分の順位が知ることができること、また 「出題範囲の無い検定」であることから、試験勉強をする必要がないと思い受検しようと思いました。
毎年受検するモチベーションは何でしょうか?
一般教養について、自分の知力が全国でどのくらいの位置にあるのかを年1回チェックする機会であることと、もう一つは年間のスケジュールに組み込んでいますので、いわば年中行事のようなものです。
『知識検定』に合格したことで日常生活で役だったことや良かったと思うことなどありましたか?
直接的なメリットはないですが、私は京都の異業種勉強会で事務局をやっていまして、その勉強会で毎年、1年の最初に「前年の振り返りと今年の抱負」を述べるのですが、その中で「昨年も知識検定に合格しました」というと、周りから「すごい」と言っていただけます。
これまでのご自身の成績には満足されていますか?
私の成績は毎年上位15~20%くらいに収まっていますので、まずまずだと思っています。
カルチャーなど最近の問題はまったくわからないので、ジャンル別の凸凹などはありますが、トータルでの成績には納得しています。
知識を身に着けるために日常から行っていることを教えてください。
知識を身に着けようとしてやっているわけではなく、普段色々やっていることが結果として知識を身に着けることに役立っていると思います。
具体的には、京都芸術大学の「日本芸能誌」の公開講座をずっと聴いています。
また、佛教大学の「オープンラーニングセンター」というオンライン講座で、地理歴史や民俗学を勉強をしています。
前述の異業種勉強会では、ほぼ毎月会員や外部講師の講義に参加しています。
他に新聞は毎朝1~1.5時間ほどかけて目を通し、読書は1週間に1冊を目標にしています。
また、他の資格取得の勉強することで、「意識してものを覚えよう」とすることが身についていると思います。
次回以降『知識検定』を受検したいと思う方にアドバイスをお願いします。
全般にわたって勉強し、苦手分野をつくらないことが重要と思います。
時間配分は重要です。わからない問題は飛ばして、できる問題を確実にとることを心がけるのが良いです。
また、4つの選択肢のうち、明らかに違うと思うものは消して「消去法で正解にたどり着く」というもの重要です。あとはわからないものはすべて「2」にするなど考え過ぎない方が良いと思います。
後、見直し過ぎは間違いのもとと思います。私の経験則ですが、「どっちかな」と迷ったときは、ほぼ、最初に直観で正解と思った方が正解のことが多いです。
力試しのつもりで、勉強も当日の試験も楽しく取り組んでいただければと思います。

資格取得だけでなく、普段の小林さんの生活そのものが知識を蓄えることに繋がっていることを実感。あくなき知的好奇心に脱帽です!

小林さんの取得資格(一部)
日商簿記検定1級/ビジネス会計検定2級/建設業経理士1級/行政書士/ビジネス実務法務検定2級/宅地建物取引士/マンション管理業務主任者/賃貸不動産経営管理士/ファイナンシャルプランナー2級/貸金業務取扱主任者/個人情報取扱主任者/漢字検定1級/日本語能力検定1級/語彙・読解力検定準1級/京都観光・文化検定1級/神道文化検定1級(宗教編)/神道文化検定1級(祭祀編)/世界遺産検定1級/地理能力検定1級/世界旅行地理検定上級/日本旅行地理検定上級/歴史能力検定 世界史2級/フォトマスター検定1級/お寺検定2級/聖書検定1級/ガス主任技術者 乙種/初級システムアドミニストレーター(現、ITパスポート)/総合旅行業務取扱管理者/知的財産管理技能士3級

東郷 宙明さん

毎年受検するモチベーションは何でしょうか?
問われることが森羅万象というのは「知識検定」だけの魅力的なところ。合否ではなく、 知識検定の問題に触れることが連続受験の目的ですし、「知らないこと、分かっていなかったことに気づかせてくれる」のが知識検定を受ける醍醐味と思っています。
また、他の検定とは異なり、知識検定は合否に関わらず『知歴書』でジャンルごとの配点が分かるので、自分の得意分野や、惜しかったところ、もうちょっと頑張れるなという部分が見えてくるのがモチベーションに繋がっています。
『知識検定』に合格したことで日常生活で役だったことや良かったと思うことなどありましたか?
正直合格したことによる変化はないのですが、「知識検定」を通して「知ることが楽しい」ということに気づくことができ、自身の知的好奇心を高めることに役立っています。
自分は知識検定を受けることで、世界とつながっているという実感を持ちました。
学校の勉強やテストが苦手でしたが、中学・高校生時代にこういう検定を受けていたら勉強へのアプローチが変わっていたと思います。
知識を身に着けるために日常から行っていることを教えてください。
自分は教科書や参考書から勉強をするのは実は苦手なため、自分の興味のあるもの、好きなものから派生させて知識を得るほうがその過程も楽しいですし、いつの間にか知識が身に着いている気がします。
漫画、アニメ、ゲーム、映画など作品のキャラクター・設定・セリフも元ネタを探っていくと実は知識がいっぱい転がっています。またそれを知ることで作品の面白みも増していくと思います。

あまり目的をもたず、いろんな情報を仕入れることでその場ですぐ“モノ”にならなくても、ふとした瞬間につながることがあります。そのような知識を求めて答えを見つけるまでの「道草」が自分は好きです。
次回以降『知識検定』を受検したいと思う方にアドバイスをお願いします。
自分の知識に自信がなくても難しく考えず、「知識量を知る」程度のカジュアルな気持ちで受けてみていいのではないでしょうか。
毎年受検することが「知識の棚卸」や時事ネタの更新や整理整頓につながります。
合格が取れたから終わり、ではなく知識を毎年更新し続けることで価値が出てくるのかなと思います。

濱地 秀行さん

大学教員 経済学ご担当
知識検定を受検されたきっかけは何でしたか?
たまたま見ていたテレビ番組で「知識検定」が取り上げられていて、それで気になったんですよね…
大学で経済学を教えていた身でしたので、知識には自信があったので。
知識を増やすために、どのような勉強をされていますか?
書籍やテレビはもちろん、インターネットからもいろんな情報を得ていますね。テレビ番組は録画したものをまとめて集中して観ています。ながら見はしないようにしてます。
漫画も結構読みます。「金田一少年の事件簿」とか「Q.E.D. 証明終了」とか。小説も漫画も推理ものが特に好きです。
知的好奇心が掻き立てられるものが好きなようです。知識検定は対策ができない試験なので、特に勉強をしたというわけではないんです。対策というよりは、知っている、頭に入っている知識が大事なんだと思います。
大学での授業はどういう準備をしていくんですか?進め方とか。
ネタを事前に作っていくということは基本しないんですよね。生徒の年代とか、土地柄とか、その日に授業で扱うトピックに絡めて導入部分を話しますね。頭に入っているキーワードから引っ張ってきます。
例えば、「スペイン産のシャンパンはありますか」という問いかけをします。答えはノーです。ありません。
シャンパンというのはフランスのシャンパーニュ地方で作られるものだけを指しますので、スペイン産のシャンパンというのはないのです。こういった導入から、「ブランド化」などの話題に持っていくわけです。
長い授業時間、学生に飽きることなく受けてもらうためには、興味を持たせる話題を取り入れて、メリハリをつけるのが大切です。これは大学教員になってからずっと続けています。
現在は経営コンサルタントとしても働かれているとのことですが、
1級に合格されたことはいかがお考えですか?
大学教員もコンサルの仕事も人と接する仕事ですので、幅広い知識をもっていることで、会話のきっかけをつくることができます。1級に合格しているということは、知識の証明として話のネタにもなると思います。
「知識」とは、頭の中に情報として入れておくのはもちろん、必要な場面で引っ張りだしてこれることが大切ですね。

濱地さん、ありがとうございました。
インタビューの中でも、「例えば…」とたくさん面白い話を聞かせてくださいました。
こんな先生だったらきっと、授業も面白かったんだろうな…
次回の挑戦もお待ちしております!

大橋 伸夫さん

銀行の営業マン
今回の受検結果について、どう思われましたか?周りの方の反応とか?
知歴書をSNSに投稿したところ、周りからも反応がありました。
ただ、自信があった「語彙力」の偏差値が思ったよりも伸びなかったのが悔しいですね。(苦笑)
知識を増やすために、どのように勉強をされていますか?
基本的には、週末や仕事終わりの時間に知識を得ています。新聞を中心に、日々情報収集しています。仕事柄毎日日経新聞は読んでいますし、読売新聞夕刊の文化欄もよく読みます。そこで知らない言葉がでてくると、その言葉をケータイでスクリーンショットを撮ったり、メモ機能で残すようにしています。それを家に帰ってから調べてインプットしています。
覚えるときには、そのワードについての質問を自分で作ってみて、アウトプットとセットにして知識を蓄えています。
知らないことがあるのがそもそも好きじゃないんですよね…
あとは無類の漫画好きでもあるので、そこから増える知識もたくさんあります。
周りの方で、大橋さんのように勉強されている方はいますか?
子供が学校でクイズ研究会を立ち上げまして、その関連で参加した大会が楽しかったんです。もともと勉強やクイズも好きだったこともあり、私もクイズサークルに入り、日々仲間と切磋琢磨しています。
各ジャンル高得点ですが、苦手な分野とかはありますか?
TVをあまり見ないので、芸能のジャンルは苦手ですかね‥‥
そのたくさん蓄積した知識を仕事で活かせているな、と思う瞬間はありますか?
営業職をしているので、いろんな話題に対応できることは、お客様と会話をする上で利点となっています。
スマホで検索して、、、ということも日々行っていますが、会話の場面ではそれができないので、頭の中に情報を入れておく必要があります。
広く知識を蓄えていくことは、世代や環境などの背景に関係なくコミュニケーションを取る上で必要ですね。
「営業マンたるもの、まずは自分を売れ」古臭いのかもしれないけど、私はこのスタンスを貫いています。
対話が営業マンの基本、ということはこの先も変わらないと思います。
例えば先日、訪問先のお客様の趣味が「太極拳」ということを知った時、武術の一つであるとか、型があることなどをきっかけに会話が弾みました。太極拳についての知識は実は漫画から仕入れていたんですけど、その知識がお客様との距離感を縮めてくれることもあります。やはり、いろんなジャンルへの知識が広くある方が、会話のキャッチボールがスムーズになりますね。
「お客様のボールをいかに受け止めるか」「お客様と仲良くなってしまえば営業は勝ち」というのは、時代によって変わることではなく、営業マンとしての基本ですね。
多くの知識を持っていることで、営業マンとして戦えていると自負しています。

なるほど、ご自身の中に知識を蓄えてすぐ引き出せるようにしておく…
まさに「知識はコミュニケーションの要」ですね!
知識検定は、年に1回のご自身の成長や苦手分野の洗い出しにも効果的ですので、ぜひ次回の挑戦もお待ちしております!よければ、お子様もご一緒に!

1級合格最年少記録(合格当時 中学3年生)
釣井 勇貴くん
西大和学園高校2年生
※インタビュー当時の学年

1級最年少合格記録(合格当時 中3)を持つ釣井くん。
落ち着いた雰囲気の釣井くんですが、クイズや知識に関する熱意は大人顔負けです。

特に好成績だったのは「地理歴史」が86点と、平均点の67.9点より18.1点も上回ってます。他には「国際」が79点、「カルチャー」が76点、「ことば」「自然科学」「芸術」がそれぞれ74点で、各ジャンルで高得点を取得されています!自分より年上のライバルが多かった中で、大変好成績ですね。

そんな釣井くんの普段の勉強の様子や、知識検定の思い出などを話していただきました!

どうして知識検定を受けてみようと思ったのですか?
学校内のクイズ研究部と、他の学校と合同のクイズサークルにも所属しているのですが、問題数の多さや試験時間が5時間もあるなど、今までにない感じの検定だったので、クイズ仲間内で話題になり、腕試しの意味で受けてみました。
クイズの勉強を始めたきっかけはなんですか?
子供の時からからクイズが好きだったこともあり、クイズ研究部に入部しました。
現在は部長を務めております!
クイズは週にどれくらいやっているんですか?
学校の研究部や仲間との勉強を合わせると週5日はクイズをしていますね…
最近はオンラインでの勉強会もしていました。
学校の勉強とクイズの勉強は関連がありますか?
社会の歴史や、英語のイディオムや古文単語などの勉強と、共通する部分はありますね。
逆にクイズで学んだ世界史などの情報が、授業で出てくることもあります。関連してますね。
クイズの勉強は主に何を使っていますか?
クイズ研究をしている方のテキストや、WEBニュースなど、広く見るようにしています。
気になったニュースはメモを取って、自分でもクイズの問題を作ってみるなどして、理解を深めています。
子供のころはどんな子でしたか?
正直、学校の成績は悪くなかったと思います(笑)
小学校の時から複数の塾に通ったり、勉強自体は好きでした。
志望校はどこか教えてもらえますか?
京都大学ですね。他校のクイズサークルのメンバーも、京大志望の子も多く、京大に入ってクイズサークルに入りたいと思っています。
クイズ部の最近の成績はどんな感じですか?
昨年のニュース・博識甲子園で全国3位になりました。
知歴書の結果を見返してどう思いますか?
やっぱり得意なのは地理・歴史あたりだったのが結果に表れていますね。
あまり普段から触れることが少ないジャンルは、結果もあまりよくないですね…
知識検定の結果に関しては周りはどういう反応でしたか?
知歴書を学校にもっていくと、担任の先生がほめてくださり、クラス内で表彰していただきました。
知識検定の自信はありましたか?
正直、試験直後の実感はありませんでしたが、1級を中3で取得できたことはとても自信になりました。
知識検定を受けたときの感想を教えてください。
試験会場で周りを見渡すと、自分よりも年上の方ばかりで、正直場違い感はありました(笑)
でも、会場でクイズ界で有名な方たちにお会いできて、同じ試験会場にいると思うとワクワクしました。
幅広い年齢の方が集まって、同じ条件で勝負できるなんて、すごくいい経験ができました。
次回受検をする際、どういった勉強をしますか?
苦手ジャンルがはっきり知歴書にも表れていることもあり、具体的には全体平均以下だった「政治経済」「社会」「スポーツ」なんですが、その弱点克服が課題ですね。日々のニュースやいろいろな情報を、好きなものだけに限らず、広く対策ができるようにしていきたいと思います。
学校の成績はどんな感じ?
学校の方針で、1学年上の模試を受けたりしていますが、春から高3で大学受験の年でもあるので、なおさら頑張りたいですね。クイズへの情熱を勉強にも傾けるように、担任の先生には言われちゃってます。頑張ります。
そもそも、勉強すること、知識をつける理由は?
もともとは知識を吸収することが楽しく感じていたのですが、最近はそれに加えて、「クイズで負けたくない」という気持ちが強くなってきました。
多くの情報の中から、正しい情報を習得するコツは?
1つのニュースでも、複数のサイトで確認してみたり、情報提供元を確認したり鵜呑みにしないことを意識していますね。
将来の夢や目標はありますか?
好きなクイズを仕事にしたいという気持ちもありますが…まだ悩んでますね。大学卒業までまだ時間がありますので、ゆっくり考えられれば。

まずは京大に合格しないと、ですね!
釣井君、クイズの勉強と受験勉強の両立、頑張ってください!
前回の得点を超えるべく、またチャレンジをお待ちしております!

2級合格最年少記録(合格当時 小学6年生)
えんどうひろとくん
都内私立中学2年生
※インタビュー当時の学年

2級合格最年少記録(合格当時 小6)を持つえんどうひろとくん。
大人でも合格するのが難しい『知識検定』で、各ジャンルまんべんなく高得点を取っています。

特に目覚ましい成績だった「国際」ジャンルの得点は23点(25問中)で、全受検者平均得点(14.9点)より8点も上回っていました。ほかには「地理・歴史」が23点、「政治・経済」が22点と社会系にめっぽう強い一方で、「カルチャー」も22点と幅広い知識の持ち主であるスーパーキッズです。

今日は、その勉強の秘訣などを教えてもらいました!

どうして知識検定を受けてみようと思ったのですか?
クイズ関連の動画で「知識検定」のことを知りました。
「もしかしたら2級だったら受かるかもしれない!」と思い、お母さんにお願いしました。
どうしてそんなに多くの知識を得られたんですか?
5年生の時に、友達の影響を受けて、歴史のマンガを読むようになったのがきっかけだと思います。
それまでは「社会」という教科には全然興味がなかったんですが、歴史を勉強することがきっかけでいろんな知識を吸収していくことが楽しくなってきました。近代史からさかのぼる形でマンガを読み進めていったのですが、それがよかったみたいです。
さかのぼることで先に出来事の結果を知り、そうなった過程を知るためにそれより前の出来事を知る、というサイクルで学べたことで、より知的好奇心を満たす勉強につながったんだと思います。
また、歴史と地理を関連付けることで、地理にも興味が広がっていきましたね。その時代を生きた人、その地域で息づいている文化など、過去から現代へのつながりを感じられるようになりました。そうすることで、単なる暗記科目ではなく、面白く勉強できました。

普段の勉強も、「関連付ける」ことが秘訣だと思っています。
得意な教科、不得意は教科はありますか?
今は特にありません。
知識検定に向けて、何か勉強はしましたか?
合格するための勉強は、これといって何もしてません。
トランプが大統領になる頃ぐらいに、国際ニュースにも興味を持ちはじめました。我が家では2種類の新聞を購読しているのですが、読み比べることで、理解を深めつつ楽しんでいます。疑問を持ったことは、ネットですぐに調べるようにもなりました。
普段はどういう生活を送っていますか?
テレビもよく観るし、ゲームも普通にやってます。テレビやゲームの時間と、勉強の時間、自分の中でメリハリをつけて配分しているので、自由にさせてくれています。テレビはお笑い番組、クイズ番組など、幅広く観ています。最近は野球の中継もよく観ますね。クイズのアプリ「みんはや」もよく参加しています。
中学生になってからはなかなか忙しく読書の時間取れないのですが、本は何でも買ってくれるので、小学生のときからノンフィクションや小説などさまざまな本を読んできました。
学校の成績、勉強方法は?
自分なりに理解できるノートづくりは意識してるかなぁ…。
あとで見返して理解できるような書き方など、ノートの取り方には工夫しています。
ズバリ、ご自分をどういう人だと思いますか?
興味を持つ対象が広く、気になったらとことん学んでいくタイプだと思います。わかりやすく言うと、どんなことでも気になってしまう“ミーハー”気質なのかもしれませんね(笑)。
将来の夢とかはありますか?
うーん、まだまだ絞りきれていない状況ですね。これから見つけていきたいです。

実際にひろと君と話してみていちばん意外だったのが、「勉強が好きなタイプではない」ということ。小学生で知識検定に合格しちゃうんだから、てっきり勉強マニアな子だと思っていたのですが、実際に会ってみると、ほんとにどこにでもいる普通の子でした(良い意味でね)。

「選り好みはせずにいろんなことに興味を持ち続け、気になったことがあったらすぐに調べる」というのが、知識検定合格への道なのでしょうね。
そんなことはわかってはいたのですが、ひろと君と話してみて妙に納得してしまったのでした…。

ひろと君、これからもいろんなことにチャレンジしていってください!
1級への挑戦もお待ちしております!

岡添亮輔さん

会社員/QAエンジニア
受検のきっかけ
小説が主ですが読書習慣もあるなど、もともと知識欲が高い方だと思っていました。この検定も偶然に知ることとなり、実際にどれくらいの知識が身に付いているのかをはかるいい機会だと思い、腕試しの感覚で応募しました。第1回というのも魅力のポイントでした。
「知歴書」のデータを見て
800点くらいかなと予想していましたが、それよりもかなり下でちょっとがっかりしました(笑)。個々のジャンルでは自然科学に自信があったのですが、得意という意識のないスポーツの得点がそこそこ高くて驚きました。全国平均では自然科学の方がやや高いようですので、自分で思うほど理系の知識はないのだなぁと、実感しました。
1級を合格されて起きた変化、役に立ったこと
ゲームメーカーでQA(Quality Assurance:バグを見つけて、品質を向上させる業務)という仕事をしていて、クイズの問題を扱うこともあります。検索すればいろんなことがわかる世の中ですが、自分の中で、基礎的な知識を身に付けておくことが仕事上、重要であると思っています。その裏付けとして、「知識検定」1級に合格したというのは自信になりました。会社にも黙って受けていて、無事合格し、こうして大っぴらに言えるのも良かったです(笑)。
受検対策、日常生活で意識していること(情報収集など)
森羅万象が対象なので、はなから網羅は無理とあきらめていました。新聞も読みますが、ピンポイントで気になる分野の記事に当たれるネットからの情報収集を心がけていました。 知っていたつもりのことがらの確認や、情報のアップデートは有効ではないでしょうか。
次回、受検される方に向けてのアドバイス
私の場合、5時間まるまる使って解き終えました。解答のペース配分もポイントになりそうです。診断では基礎学力が足りていないという結果でした。弱点が分かったことで次回は、ここを伸ばしていけば、得点が伸びるのではないかと思っています。その意味では、まずは自分の強みと苦手分野を把握するために、素のままで受検するのもよいかもしれません。

片岡桂太郎さん

会社員/ネットワーク管理者
受検のきっかけ
趣味でクイズをやっていまして、今まで経験した最大の問題数が、テレビ番組の予選として受けた500問でした。その倍の問題数を解くというのはどんな感じだろうという興味がわいたのが、最大の理由です。
「知歴書」のデータを見て
どちらかというと理系が得意で、文系が苦手です。理系が1分野、文系が5分野ある中で、922点、全国7位という成績は予想を越えるものでした。スポーツ、芸術、カルチャーが思ったよりも取れていて、それが底上げにつながったようです。
1級を合格されて起きた変化、役に立ったこと
思いがけない好成績で自信が持てました。何かの評価につながったということはないのですが、まだ、1回目ということで、回を重ねていけば重みが出てくるのではないでしょうか。
受検対策、日常生活で意識していること(情報収集など)
範囲が幅広く、事前勉強がほぼ無理なため、この受検のための対策は特に立てませんでした。
新聞はざっとですが、毎日目を通すようにしています。通勤時間には本を読むことも多いです。
「知識検定」の問題は、一般常識のような基本的な問題と応用あるいは複合的な問題とのバランスが取れていたように思います。その一般常識問題もある程度のウェイトがあったので、そこを押さえておくだけでも有効ではないでしょうか。あと、クイズの勉強をする上で、略語の正式な名称を覚えるようにしているのですが、いろんなジャンルで有効ですよ。
次回、受検される方に向けてのアドバイス
問題の傾向を知ることがとても大事なのですが、第1回ということもあり、事前情報もあまりなく、受けてみて感じたことですが、ことわざの問題に特徴があったように思います。
間違えやすいことばの意味などを探ってみるといいかもしれません。時事問題もある程度あったので、その前年のできごとや話題などはさらっておくことは有効でしょうね。
あと、得意不得意分野の対応ですが、僕の場合は不得意分野の伸びしろがあったとしても、頭には入りづらいので、得意分野を伸ばしていく方法をとっています。
それと、解答のペース配分も大事かなと。1000問を3時間かからずに解くことができましたが、基本的に知っている問題以外は当てずっぽうになると思うので、そこで時間を取られないようにした方がいいと思います。

岸田理沙さん

会社員/映像制作
受検のきっかけ
クイズ番組でも活躍されているタレントさんのイベントで紹介されていたのが、「知識検定」を知ったきっかけでした。それまで検定など受けたこともなかったのですが、興味本位で受検してみました。
「知歴書」のデータを見て
今回のために勉強はしていないので、まったくの素の状態で受けました。趣味の「音楽」は積極的に情報を得ていることもあり、(100点中)90点以上あって結果に表れていました。「音楽」以外では、10分野でいうと「ことば」「地理・歴史」「政治・経済」あたりが読方ですね。どちらかというと得意なのは学校の受験分野なのですが、その自分の傾向そのままに出ているように思いました。
1級を合格されて起きた変化、役に立ったこと
ツイッターで「知歴書」をアップしたら、結構いろんな人が見てくれて、たくさん反応が得られたのがよかったです。
受検対策、日常生活で意識していること(情報収集など)
情報源はニュースサイトやツイッターがほとんどです。意識して接触しようとは思うのですが、なかなか仕事も忙しく、読み流すことが多いですね。読書も心理学系の本が多く、知識の蓄えにはあまりつながっていません。映画、ドラマ、マンガはよくみる方です。その意味では興味の幅は広いように思います。
次回、受検される方に向けてのアドバイス
一番対策しやすいのは時事問題ですね。自分自身はまったく出来ていなかったので、そこを伸ばせばもう少し点数が高くなったか気がします。理科系は苦手なので、覚えるにしても時間がかかるので、どちらかというと捨てています。次回受けるにしても、勉強はするとは思いますが、あまり進まないので優先順位は下がってしまうでしょうね。
あと、受検当日、時計を忘れてしまい、ペース配分がつかめず焦りました。前後半分かれていたので500問ずつ調整しながら解くつもりでいたのですが、だんだん間に合わず最後の100問はすごい速さで解きました。時計はお忘れなく!