練習問題

シルクロード検定 【3級】練習問題

  1. 設問1

    中国に仏教が伝えられたのは、かつては1世紀の中ごろと考えられていました。後漢の明帝が夢の中で全身から光を放つ金人を見て西方に仏がいることを知り、インドに使者を送って経典と仏像を持ち帰らせたのが仏教の初伝であるとする「霊夢説」が流布していたのです。この伝説を記念して作られたという寺は、次のどれでしょうか。
  2. 設問2

    土と植物繊維と水を混ぜ合わせて捏ね、木枠に流し込んで成型して、太陽の光で乾燥させてつくる日乾レンガは、古くからシルクロード沿いの乾燥地域で用いられてきた建築材料です。これに対して、成型後に焼いてつくるのが焼成レンガですが、この焼成レンガが生まれたのは、次のどの文明と考えられているでしょうか。
  3. 設問3

    現在のトルコ最大の都市イスタンブールは、かつてはビザンツ帝国の首都。コンスタンティノープルと呼ばれていました。古くからアジアとヨーロッパを結ぶ東西交易の要衝として栄えてきたこの都市の説明で正しくないものは、次のどれでしょうか。
  4. 設問4

    シリアの隊商都市パルミラは、3世紀の女王【  a  】の時代に大きな発展を遂げました。パルミラの名はもともとはギリシア語で【  b  】を意味するとされています。空欄を補う語句の正しい組み合わせは、次のどれでしょうか。
  5. 設問5

    東大寺の大仏は、743年、聖武天皇の詔によって建立が計画されました。天皇は、実現に向けて全国に協力を求めるため、当時民衆に深く慕われていた人物を勧進(寄付金を募る者)に起用し、全国を行脚させました。のちに大僧正の称号を得たこの人物は、次の誰でしょうか。
  6. 設問6

    2014年にユネスコの世界遺産に登録された「【    ⓐ    】:長安-天山回廊の交易路網」に含まれる【    ⓑ    】では、現在、日本人とキルギス人による発掘が行われています。空欄を補う語句の正しい組み合わせは、次のどれでしょうか。

  7. 設問7

    ロンドン滞在中にスタインやヘディンらによる探検の成果に刺激を受けて自らも志し、1902年(明治35)、仏教の淵源と東漸の経路を究めるため西域探検に向かった日本人は、次の誰でしょうか。

  8. 設問8

    世界3大宗教の1つ「イスラーム」を創始したのはムハンマドです。ムハンマドは、570年頃、【    ⓐ    】の名門の家に生まれ、610年頃、【    ⓑ    】のアッラーの啓示を受けたとされています。空欄を補う語句の正しい組み合わせは、次のどれでしょうか。

  9. 設問9

    現在の中国新疆ウイグル自治区の東端に位置した古代のオアシスで、出土した丸木舟の形の木棺からは、フェルトに包まれたミイラが発見されています。この文が示すのは、次のどれでしょうか。

  10. 設問10

    中国・盛唐の影響を受け、さらに唐を介してペルシア、インド、西域の文化をも受容して形成された日本の文化区分で、東大寺の大仏建立に代表されるのは、次のどれでしょうか。