宝石検定コラム Vol. 2 誕生石の起源


誕生石の起源 
− 羊飼いの星遊びから新誕生石の誕生まで −



誕生石の起源を12星座とする説があります。
星座の成り立ちは、紀元前10世紀頃にメソポタミア南部に定着した遊牧民族カルデア人が、夜は寝ずに羊の番をしながら、点々とする星々を線で繋いで名前をつけたことが始まりです。
天球を12に分け、太陽の軌道に12の星座が作られました。


このカルデア人の天文観測は後にギリシャへ伝わり、神話と結びついた星座や星占いに発展し、その後エジプト、中国、日本など、世界各国へ広がりました。

誕生石の起源をこの12星座に宝石を当てはめたものとする以外にも旧約聖書『出エジプト記』 にあるイスラエルの司祭長の胸当ての12種の宝石とする説や、
『ヨハネの黙示録』 にある聖都の城壁の土台に使われた12種の宝石とする説などがあります。

日本では、1912年にアメリカの宝石業界が制定した誕生石を基にし、
1958年にひすいと
さんごを加えて日本の誕生石として制定されました。
そして、2021年12月に新たな10石を加え、計29種の誕生石が再制定されました。

 

 

1月

ガーネット
 

2月

アメシスト / クリソベリル・キャッツアイ
  

3月

アイオライト / アクアマリン / ブラッド ・ ストーン / さんご
 

4月

ダイヤモンド / モルガナイト
 

5月

ひすい / エメラルド
 

6月

アレキサンドライト / 真珠 / ムーンストーン
 

7月

ルビー / スフェーン
 

8月

ペリドット / サードオニックス / スピネル
 

9月

クンツァイト / サファイア
 

10月

オパール / トルマリン
 

11月

シトリン / トパーズ

12月

ラピスラズリ / トルコ石 / タンザナイト / ジルコン

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